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GLOBAL BRANDING

グローバルブランディング

攻めるべき場所は国内だけではありません。むしろ、少子高齢化・人口減少へと向かう日本の市場は加速度的に縮小します。そういう意味からも、海外進出を見据えたビジネス戦略は、大手企業でなくとも必要不可欠なのです。海外マーケットの開拓だけでなく、人件費の安さから、一部の生産ラインを海外に移転する中小企業も増えています。「海外進出白書2017-2018版」によれば、海外進出を決めた理由の一番の理由は「市場の大きさ」、次いで「人件費の安さ」と回答している企業が多いようです。

しかし、海外進出で難しいのは、日本でのフォーマットをそのまま現地展開できないところです。現地スタッフを雇用しても、国民性や考え方は大きく異なります。日本では当たり前だった品質管理も、日本と現地ではかなりの温度差があります。ブランドとしてのイメージはグローバルで統一しつつ、ローカライズすることも必要です。もし、「日本企業は給料がいいから」という理由だけで働くスタッフばかりなら、彼らとの絆は「お金」だけです。何らかの理由で給与が下がるようなことが起きれば、工場の操業が停止するなどのリスクになりかねないのです。

そこで、現地スタッフの教育や体制、評価制度などとあわせ、自社や製品に対するブランドロイヤリティを上げることが重要になるのです。現地が受け入れやすいステートメントやスローガンの制定、現地スタッフを巻き込み、ブランドの世界観を表現したブランドブックやブランドムービー制作などがその手法の一つです。

もちろん、インナーだけでなく顧客開拓においてもマーケットを理解したブランディングが不可欠です。社名ロゴ、製品ロゴ、製品称呼、パッケージデザイン、売場など、ニーズや競合商品との差別化を図り、現地の顧客にあわせたローカライズが求められます。