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PRESIDENT BRANDING

社長ブランディング

「社長ブランディング」は、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、社長は企業の「顔」であり、ブランディングにとって重要なファクターです。社員をグイグイ牽引している社長なのか、そっとバックアップしている社長なのか、オーナー社長なのか、雇われ社長なのか、あるいは会社の歴史や風土、社長の性格によっても変わります。それ自体に正解・不正解はないのですが、注意したいのは意図している「見せ方」と「見られ方」が一致しているか、そこに溝はないか、ということです。

たとえば、社長が中心となって意思決定をしているトップダウンの会社。中小企業の多くはトップダウンであり、社長の強力な推進力があってこそ、安定した経営に繋がっているのも事実です。その一方で、社員たちに意見を求めて「うちの会社は現場から声が上がらない!」「やる気がないんじゃないのか!」と溝をつくり、社長も社員も不幸にしてしまうケースが多々あるのです。その溝となる原因の一つが、社長が日々発信するメッセージのブレです。経営は「生きもの」です。昨日と今日で市場や状況は変わるため、日々軌道修正が必要なのも事実です。しかし、社長のスタンスまでが大きく変わっては、社員たちは言葉を発しなくなってしまいます。所謂「社長、また言っていることが違う」というアレです。

そうなってくると、もう誰も指摘をしなくなり、会議で社員たちは下を向き、社長とは目を合わせないという「生活習慣病」に冒されはじめ、一匹狼、ワンマン社長と化してしまうのです。やがて血の巡り(社内の風通し)が悪くなり、社員の大量退職といった「心筋梗塞」を発症し、経営自体が危険な状態になるのです。買い手市場だった時代は、給与などの待遇面を良くすれば、比較的容易に人材を採用することが可能でした。もちろん、今でも「人を選ばない」というのであれば戦力になるかはともかく、採用することは可能でしょう。労働人口が減少する中、新卒・中途を問わず、「能力の高い人材」の採用が困難になっています。特に力のある人材は、昭和の香りが漂う旧態然の企業には興味を示しません。そうならないためにも、第三者である外部リソースを活用し、社長と社員を繋ぐことが重要なのです。

では、具体的にどうするか。それは、会社のブランド、あるいは社長自身の「見られたい姿」を決め、その指針にあったガイドライン(社長のルール・社員のルール)を策定します。 社内オウンドメディアのWeb社内報などを活用するなど、全社員に日々の思いを伝えます。そして、この際、社長の外見も変えてしまいましょう。「俺も変わるぞ」という意気込みを社員に視覚的に伝えることは非常に有効です。体型を変えましょう。髪型も変えましょう。服装も変えましょう。